自分にとって嫌な出来事に出会ったとき、
身体は困難や危険から身を守るための
心身の防衛反応が現れます。
そのため、自律神経系の交感神経や
副腎皮質ホルモンなどを分泌する
内分泌系の活動が活発になり、
様々なストレス反応が現れてきます。
☆心理面の反応
・不安、イライラ、恐怖、落ち込み、緊張、怒り、罪悪感、感情鈍麻、
孤独感、疎外感、無気力、集中困難、思考力低下、短期記憶喪失、
判断・決断力低下などの障害が現れる。
☆行動面の反応
・怒りの爆発、けんかなどの攻撃的行動、過激な行動、泣く、孤立
引きこもり、拒食・過食、幼児返り、チック、吃音、
ストレス場面からの回避行動などが現れる。
☆身体面の反応
・動悸、異常な発熱、頭痛、腹痛、疲労感、食欲の減退、嘔吐、下痢、
のぼせ、めまい、しびれ、睡眠障害、悪寒による震えなど、
全身にわたる症状が現れる。
※ストレッサーに対する個人のストレス耐性には個人差があり、
ストレス反応として現れる症状にも個人差があります。
Comments